注目キーワード
  1. Xross

1アプリで予実管理を行う(簡易予実)

520-10 | 予実管理

完成イメージ

予実管理アプリ

  • 予算と実績を管理するアプリ
  • テーブルに明細を登録しており、関連シートエリアで明細を確認できる
  • 集計行を設定しており、全体の予算合計額や実績額(消化額)、残額が確認できる

アプリの構成

  • 年度の予算と実績(テーブル)を管理できる構成
  • 計算フィールドにテーブルに登録する実績額の合計を計算する
  • 残額や消化率は計算フィールドで計算

一覧の設定

年度予実を管理するために一覧に絞り込み条件を設定しておく

1. krewSheetの一覧を設定する

  1. krewSheetのデザイン画面で必要なフィールドを一覧に配置する

2. 関連シートに実績テーブルを設定する

  1. アプリにテーブルが設定してある場合は、青くフィールドのエリアに表示される
  2. この青いテーブルのフィールドを画面下部の「関連シート」と書かれている隣辺りにドラッグアンドドロップで配置する


  3. 必要な項目をドラッグアンドドロップで配置する

3. 集計行を設定する

全体の状況が把握できるよう、集計行を使い予算合計や実績合計(消化額)、残額を計算します。

リボンのメニューをデータタブに切り替えて、「集計行を表示する」にチェックを付けた上で「集計行」をクリックして設定を開始する。

予算合計

  1. 予算フィールドにカーソルを当てる
  2. 次のように設定する
    ・関数:Sum


  3. 「書式」をクリックして集計結果の書式を設定する
    ここでは、桁区切りに設定するが、頭に「¥」を付けるなど必要に応じて設定する

実績合計

  1. 実績合計フィールドにカーソルを当てる
  2. 次のように設定する
    ・関数:Sum


  3. 予算と同様に必要に応じて書式を設定する

残額

  1. 残額フィールドにカーソルを当てる
  2. 次のように設定する
    ・関数:Sum


  3. 他の項目と同様に必要に応じて書式を設定する

4. 運用について

  • 1アプリで管理できる予実管理です。
    部門予算や短期プロジェクトの予算管理など、比較的小規模で明細が少ない場合、手軽に管理したい場合に向いている管理方法です。
  • 公開しているアプリテンプレートには、「管理者フラグ」というフィールドがあります。
    たとえば、ある予算は部門長だけ確認できるようにしたい場合に、「レコードのアクセス権」と組み合わせれば、チェックがついているレコードは特定の人にだけ公開するような運用が可能です。もちろんkintoneで設定したアクセス権はkrewSheetでも同様に動作します。

    また、本シナリオでは集計行でレコードをまたいだ集計を行っています。集計行で集計できるレコードは閲覧している本人が閲覧できるレコードです。
    上記のように、アクセス権と組み合わせて運用した場合は、管理者とその他のユーザーが確認できる集計結果が異なります。

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewsheet-drill/ks520-10simple-budget.zip