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  1. Xross

販売実績を管理する

600-20 | 売上管理

完成イメージ

販売実績管理アプリ

  • 日ごとに各店舗の「売上」「売上原価」「廃棄」「売上総利益」が確認できる
  • 日ごとに全店舗の集計値を確認できる
  • 表示期間における商品単位の集計ができる
  • Xrossの1セルを構成する集計元レコードが画面下部に表示されている

アプリの構成

販売計画管理アプリ

  • 商品ごとに製造・販売・試食数を管理するアプリ
  • 店舗情報と商品情報はそれぞれマスタから参照している
  • 商品ごとに毎日各数値を1レコードに登録する

1.krewSheetのモードを「Xrossモード」に切り替える

  1. 「Sheet」というロゴをクリックする
  2. 「Sheet/Xross」のロゴが表示されるので、Xrossを選択してXrossモードに切り替える

モードを切り替えると、画面が次のように変化します。

2.行にフィールドを配置する(オレンジのエリア)

  1. 行に次のフィールドを配置する
    ・店舗名

3.列にフィールドを配置する(黄色のエリア)

  1. 列に「年-月-日」で表示する形式の「営業日」フィールドを配置する
    ※「年-月-日」などの形式は、営業日横の▼をクリックすると表示されます


  2. 列フィールドの歯車マークをクリックして列設定を開く


  3. 設定画面で次のように設定する
    ・カスタムラベル:営業日
    ・「データのないアイテムを表示する」にチェック
    開始日:2021/09/01
    終了日:2021/09/30
    ・「日付を多段表示するにチェック」
    月、日の順に多段を設定


設定後はこのような画面になります。

データのないアイテムの表示について

フィールド設定でデータのないアイテムを表示する設定を有効にしました。

ここで開始と終了に設定した期間はレコードがない場合でも枠を表示することができます。たとえば、先の計画を立てる場合などにセルに直接値を入力するとレコードの新規追加ができます。

日付の多段表示について

列設定で行った多段表示の設定前後では、次のような見た目の違いがあります。設定後は〈月- 日〉の順に多段でタイトルを表示しているため、シンプルで見やすい画面を作ることができます。

4.値にフィールドを配置する(青のエリア)

  1. 値項目に次のフィールドを設定する
    ・売上 ・売上原価 ・廃棄


  2. 列フィールドの設定を開く
  3. 追加した3つのフィールドのカスタムラベルを「合計」を外した内容に変更する
  4. 小計/総計:「行と列の集計を行う」に設定

ポイント

ここで 小計/総計:「行と列の集計を行う」に設定 しておくと、商品単位集計(行の集計)と日単位集計(列の集計)が行えます。
※カスタム集計機能のように、任意の位置に差し込むことはできません

売上総利益を計算する

売上総利益を計算する列(フィールド)を作成します。

  1. リボンのメニューをデータタブに切り替え、「集計フィールド」をクリックする


  2. 次のように設定して、OKをクリックする
    名前:売上総利益
    数式:
    売上-売上原価-廃棄



  3. 画面左のフィールドが並ぶエリアに「売上総利益」が追加されていることが確認できる
  4. 追加されたフィールドを値項目に配置する

  5. カスタムラベルを「売上総利益」に設定する
  6. 小計/総計:「行と列の集計を行う」に設定

ここまでの設定でこのような状態になります。

5.詳細を表示する

集計したビューの下に詳細(集計元となるレコードやテーブルを表示できる機能)を表示します。

  1. リボンのメニューをデザインタブに切り替える
  2. 「詳細の表示」をクリックする

詳細シートに表示するフィールドの設定

  1. 「詳細」と記載されたエリアをクリックする


  2. 左側のエリアに表示されるフィールドを詳細エリアにドラッグ&ドロップで配置する

6.運用について

作成したビューの中で、集計した上部に表示されているビューは、値のセルの背景色がグレーです。これは、Xross上で編集が行えないことを表しており、今回は集計元となるレコードが複数存在することが理由です。

最後のステップで追加した詳細シートでデータの追加や編集が可能です。

ワンポイント

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewsheet-drill/ks600-20sales-expense.zip